長丁場の阪神３千メートル。特殊な条件だけに高齢馬が目立ちますね。経験を取るか、若さを取るか。基本的には紛れが少なく人気サイドで決着と予想します。
◎①ボルドグフーシュ（川田）
今まで割と伏兵的なキャラでしたがさすがに今回は１番人気でしょう。これまで10戦中８戦で上り最速をマーク、同コースでは菊花賞２着があります。明日の芝は回復するとは言え土曜の雨の影響は残るはずで、時計のかかる馬場ならば上り最速を繰り出せる脚力には信頼が置けます。川田騎手に乗り替わりで盤石の態勢です。
○③ジャスティンパレス（ルメール）
こちらはボルドグフーシュが２着の菊花賞での３着馬。有馬記念は７着に敗れましたが、メンバーレベルが落ちるＧⅡ戦ならば実力上位と見ます。古馬との対戦は有馬記念に続い２度目となりますが、菊花賞でコース経験がありますし、鞍上にルメールジョッキーを配しており期待を感じさせます。
▲⑬ディープボンド（和田竜）
人気順になってしまいつまらないのですが、やはり昨年の勝ち馬は外せません。一昨年も当重賞を勝っておりコース適性は抜群です。直近は凱旋門賞18着から帰国後の有馬記念８着と奮いませんでしたが休養を挟んだ今回は仕上がりも十分で実力が発揮できる態勢が整っています。主戦和田竜二騎手に手戻りするのも好材料です。
△⑧アイアンバローズ（岩田望）
昨年の当重賞２着馬です。昨年は石橋ジョッキーでしたが今年は岩田望来騎手に替わります。前走はダートを走ったので参考外。前々走はステイヤーズＳ４着と長距離適性は間違いありません。昨年の天皇賞（春）は５着と掲示板を確保しており、ＧⅡの長距離戦ならば侮れません。
△②ユーキャンスマイル（石橋）
ブレークアップと迷いましたが若さよりも功を取ります。特に説明は要らないほどの実績馬ですが近走はさすがに衰えが隠せません。それでも当重賞は１勝、２着１回の好走歴がありますし、休み明けの鉄砲は３勝と好成績です。雨が降った馬場で時計がかかるのもプラスですし、ボルドグフーシュと一緒に伸びて来てくれることを期待します。
買い目：三連複６点 ①－②③⑧⑬
