有力馬は外枠に集中、当日は雨（午後は上がる予報）など不確定要素多く、人気通りでは簡単に決まらなそうな感じもしますが、基本的にはタフさと経験値を重視したいと思います。
◎⑱ディープボンド（和田竜）
１番人気なので軸を外そうかと思って悩みましたが、やはりタフさと経験値から言えばナンバーワンなので素直に軸にすることにしました。昨年の当重賞２着でコース＆58kgの経験があり、凱旋門賞こそ大敗を喫しましたが、有馬記念２着、前走の阪神大賞典１着と着実に復調しています。やや前走が危うい勝ち方でしたが、三千メートルを走って上り最速の34秒6ですからスタミナは大したもの。取りこぼしがあっても３着を外すことは無いと見ました。
○⑰シルヴァーソニック（川田）
相手は隣のオルフェーヴル産駒にします。全弟のナムアミダブツが2600mを主戦場にしているように長い距離を得意とする血統です。近３走はいずれも三千メートル級のレースで３着と今イチ勝ち切れていませんが、全成績を見ても掲示板を外したのは６着が１回だけと相手なりに堅実に走ります。川田ジョッキーは意外にも春の天皇賞では（過去10年で）一度も馬券圏内が無いですが今回はチャンスではないでしょうか。
▲⑯タイトルホルダー（横山和）
早くも８枠３頭目となりますが、やはり菊花賞で阪神三千メートルを勝っているこの馬は外せません。続く有馬記念５着、前走日経賞１着と古馬相手でもまったく引けを取っていません。逃げてこその馬ですが、この枠ならば出たなりで番手キープになるでしょうか。天皇賞を逃げ切るのは至難の業なので、逆に外枠が功を奏して序盤に無理せず好位キープからの早め先頭粘り込みを期待します。
△④ユーキャンスマイル（藤岡佑）
長距離は得意なイメージがあるものの、春の天皇賞はこれまで３回走って５着・４着・７着と馬券圏内はありません。近走の成績からすると往年の力は衰えを感じざるを得ませんが、ＧⅡに限ればそれほど大きく負けていないのも事実です。今回はメンバー的にもそれ程ハイレベルではありませんし、前走阪神大賞典５着の実績からも見限るには早計かと思います。
△⑫ハヤヤッコ（武）
最後の一頭はアイアンバローズ、ロバートソンキー、マカオンドールなど悩みましたが、雨上りの一戦になりそうなのでダート経験が豊富で重い斤量も背負い慣れているこの馬を選択しました。鞍上は何と言っても豊さんですし、前走日経賞は久々の芝の一戦で上り最速の５着と好走しました。芝では前目につける競馬が出来たことも収穫です。
買い目：三連複６点 ⑱－④⑫⑯⑰
