ディープインパクト記念という名称も定着してきた感じですね。その名の通り2020年までディープ産駒が５連勝していましたが、遂に昨年はその牙城が崩れてドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが勝利しました。今年はいかに？
◎⑨インダストリア（戸崎）
前走マイルからの距離延長は不安ですが昨年シュネルマイスターが同様にマイルからの臨戦で２着に来ています。兄ケイデンスコールはロードカナロア産駒でマイルが主戦場ですが、こちらはリオンディーズ産駒で距離は長くなっても良さそうに思います。過去３戦共に上り最速をマークしており素軽い走りには好感が持てます。
○⑦ドウデュース（武）
ＧⅠ朝日杯チャンピオンですが過去３戦はいずれも1600m～1800mで、その点は◎インダストリアと同じですが、中山コースの経験もありません。実力は抜けていると思いますが、初距離＆初コースなので、皐月賞に向けたお試し要素もあるのかな、と勘繰ると多少割引が必要です。
▲⑩アスクビクターモア（田辺）
出走馬中唯一のディープ産駒です。前走１勝クラスの条件戦を勝ったばかりとは言えこれまで戦った来た相手は強力です。新馬戦はジオグリフの３着、未勝利戦はアサヒに勝ち、アイビーＳはドウデュースに０秒１差の３着です。結果は４戦２勝でも中身の濃い内容で、ここで一気にライバルに肩を並べるチャンスです。
△⑥ボーンディスウェイ（石橋）
中山二千メートルを２連勝で迎えたＧⅠホープフルＳで５着に粘っています。中山二千メートルはベストの条件で照準を定めた一戦です。逃げるイメージがありますが、逃げたのは葉牡丹賞のみで自在性があり、今回はメイショウゲキリンが前に行くと思わるので番手から直線早めに抜け出しての粘り込みを期待します。
△⑧ラーグルフ（丸田）
出走メンバーではホープフルＳ最先着の３着。前々走も中山二千の芙蓉Ｓを勝利と、こちらもコース適性と実績がありますが、その割に人気になっていないですね。丸田ジョッキーが新馬戦から乗り続けているので、ここは何としても皐月賞出走を確実にしたいところでしょう。芙蓉Ｓでは２分０秒台をマークしており速い時計を持っているのはいいですね。
