ここ数年はフルゲートでしたが今回は13頭立てと少なめです。牝馬限定のハンデ戦だけに２年連続で10番人気が勝利と一筋縄では行かない重賞です。穴馬の見極めと人気馬の取捨が鍵になりますね。
◎④ビッグリボン（西村淳）
人気上位から見て行ったときに主軸となり得るのはこの馬でしょう（その代わりに昨年の覇者でトップハンデのウインマイティーを嫌ってみます）。当馬は前走福島牝馬Ｓ２着の重賞実績があり、これまで阪神2,000mはサンタクロースＳ（３勝クラス）の勝利と忘れな草賞の３着がありコース適性も抜群です。３着内を外したのも６着が２回だけと堅実で、人気になってしまいますが当馬を中心に組み立てます。
○⑨ストーリア（坂井）
人気上位組からもう一頭選択します。近２走は牝馬限定重賞で中山牝馬Ｓ２着、福島牝馬Ｓ５着と好調です。斤量は前々走から52kg→55kgと増えてきた中で今回は54kgに減少します。同コースは秋華賞以来ですが、１角で挟まれる不利がありながらも８着に健闘しています。坂井瑠星騎手に乗り替わるのもプラスと見ています。
▲②シャーレイポピー（藤岡康）
近走は二桁着順が続き人気を落としていますが４勝をあげているオープン馬という点では２勝クラスや３勝クラスを勝ったばかりの上り馬よりはポテンシャルを秘めていそうです。４勝すべてが阪神マイルと阪神巧者ですが2,000mを走るのは紫苑Ｓ４着以来となります。また今回初ブリンカーで変化をつけてきたのも買い材料です。
△③ヒヅルジョウ（松若）
軽ハンデの逃げ馬から一頭選択します。逃げる候補としては同じ50kgのハギノメーテル（今村聖奈騎手）がいますが距離実績という点で当馬を取ります。2,000mは未勝利戦（阪神）と１勝クラス（札幌）を逃げ切っており、前走シドニーＴは休み明けの重め残りで７着に敗れていますが叩き２戦目の今回は見直せそうです。
△⑬ゴールドエクリプス（西塚）
８枠２頭で迷いましたが人気の無い方を選択します。前走２勝クラスを勝って格上挑戦となりますが、前走で上り最速をマークしているのは出走馬中この馬のみです。好走しているのは小倉、京都と平坦コースのみの点が気になりますが好位追走からの外差しに期待します。
買い目：三連複６点 ④－②③⑨⑬
