土曜の２歳重賞は大荒れだったので日曜は堅く収まるような気がしなくも無いですが、あらためて当重賞の過去走の傾向などを見て敢えて荒れ予想をしてみました。３～５歳馬、斤量54～56kgで選んだので、人気のテーオーロイヤル、ヒートオンビートは消しました。
◎⑦ブレークアップ（田辺）
前走で六社Ｓを勝った４歳馬では、過去５年でムイトオブリガードとアフリカンゴールドが馬券に絡んでいます。ノヴェリスト産駒では一昨年、ラストドラフトが２着に来ています。東京コースでは近２走2,400mで連続連対しており、斤量も54kgに落ちるので、逃げ・先行からの粘り込みに期待できます。
○⑨ディアマンミノル（荻野極）
近２年を連覇したオーソリティと同じオルフェーヴル産駒です。東京2,500mでは、昨年のアルゼンチン共和国杯５着、今年の目黒記念４着の実績があり相性の良いコースです。近２走は二桁着順に沈んでいますが、重賞でもしばしば掲示板に載る実力は持っており、東京替わりで巻き返しが期待できます。
▲⑥キラーアビリティ（Ｃデムーロ）
昨年末のホープフルＳを勝ってからは、皐月賞13着、ダービー６着と奮いませんが、それでも東京2,400mのダービーで６着に来たことは復活の兆しと見れなくもありません。その後十分な休養を挟んで立て直してきていますので、唯一の３歳馬としてここで好走しても何ら不思議はありません。ただ人気になるとちょっと嫌な感じです。
△①キングオブドラゴン（坂井）
当重賞と相性が良いハーツクライ産駒の一頭です。ハーツクライ産駒はもう一頭ハーツイストワールがいますが５歳という年齢からこちらを選択しました。古馬オープンに上がってからは重賞を４回走り最高位５着と今ひとつの成績ですが、矢作厩舎の坂井瑠星騎手乗り替わりでそろそろ馬券に絡んでも良い頃と思います。１枠１番なので先行馬には有利です。
△⑬レインカルナティオ（菅原明）
サンデー系以外ではルーラーシップ産駒が近５年で２回馬券に絡んでいます。３勝クラスを勝ったばかりで、東京よりも中山での好走が目につきますが、前走は左回りの中京2,200mを勝利しています。距離が伸びていいタイプと見ていますので、人気以上の好走を期待します。
買い目：三連複６点 ⑦－①⑥⑨⑬
