昨年の当週は阪神遠征で桜花賞を見に行って来ました。初めての阪神競馬場は仁川駅からの眺めが良くて、入るといきなりパドックがあるのには驚きました。さて土曜重賞一つ目は桜花賞と同じ阪神マイルの牝馬限定ＧⅡです。ディープインパクト産駒、前走重賞組が目立ちますね。
◎⑨ジェラルディーナ（幸）
ディープ産駒が目立つといいながらモーリス産駒から。近２走はチャレンジＣ、京都記念と阪神内回りコースで連続４着。今ひとつと言えなくもないですが、掲示板を外していない安定性は光ります。３走前の３勝クラスは阪神外回りの1800mで出遅れながら上り最速の33秒3をマークして勝利。久々のマイルで位置取りは後ろになりそうですが、直線の長い阪神外回りなら差して来れそうです。
○②アンドヴァラナウト（福永）
福永騎手はジェラルディーナの主戦でもありながら同じサンデーＲのこちらに騎乗。前走愛知杯は香港スプリントのケガで松山ジョッキーに乗り替わり11着。主戦騎手に戻るのはプラスでしょう。前走以外は秋華賞３着を含め馬券を外していませんが、まだ古馬重賞で実績が無いのは少々気になります。それでも調子は良さそうですし凡走は無さそうな雰囲気です。
▲⑤アカイトリノムスメ（戸崎）
ポタジェで大阪杯を勝利した金子オーナーの好調は続きそうな予感がします。牝馬三冠では桜花賞４着、オークス２着、秋華賞１着と申し分ないですし、前走のエリザベス女王杯は直線で挟まれる不利もあって７着に敗れていますから、今回のメンバーならば十分に巻き返し可能でしょう。マイルで３連勝があるように距離適性は問題無いと思いますが、久々のマイルなので位置取りが後ろになると心配です。
△③デゼル（川田）
いつも言うようにデゼルとザダルは紛らわしいです（と言ってもザダルは牡馬ですが）。昨年の当重賞１着馬ですから当然ここも有力候補ではあります。昨年は準オープンを勝った勢いで連勝しましたが、今年は愛知杯３着からの臨戦になります。斤量も昨年より１kg増えますし条件は厳しいでしょう。それでも大負けているのはGⅠと府中牝馬Ｓだけなので、今回のメンバーと頭数ならば上位評価で間違いなさそうです。
△⑩クリスティ（松若）
一頭穴っぽいところを入れるならこの馬でしょうか。近５走はいずれも重賞で今イチの成績ですが、うち２回はダート、２回はＧⅠですから割り引いてもいいかも知れません。６走前にリステッドを勝ったのは阪神マイルの六甲Ｓで、その条件に戻るのは悪くないです。とはいえ、芝重賞で馬券になったことはありませんし、あまり強気にはなれません。
買い目：三連複６点 ⑨－②③⑤⑩
