優先出生権はありませんが収得賞金を加算して何とかダービーに出たい馬と関係者の一戦ですね。そういう思惑を考慮すると色々悩ましいメンバー構成です。
◎⑪ヴェローナシチー（酒井）
シルクの期待馬が人気を被っていますが軸は友駿ホースクラブのこの馬にします。近走の重賞＆リステッド３戦では勝ち切れないまでも馬券圏内は外しておらず、何と言っても確実に伸ばしてくる末脚が魅力です。前走若葉Ｓは勝ったデシエルトには離されたものの、きっちり脚を伸ばして２着を確保しています。2200mの経験もありますし、あとは初の左回りがどうか、でしょうか。
○⑦リアド（川田）
前走毎日杯５着が案外な内容でしたが馬場に泣かされた面もありました。当重賞と相性の良いディープインパクト産駒ですし、開幕週の中京コースならば見直せると思います。鞍上川田ジョッキーも天皇賞では落馬してしまいましたが、近走の重賞では調子が良いですし、昨年は同じディープ産駒のレッドジェネシスで当重賞を勝っていますから期待したいところです。
▲③アスクワイルドモア（岩田望）
きさらぎ賞４着から３か月休養を挟んでの参戦です。２歳時に札幌２歳Ｓで皐月賞馬ジオグリフの２着があるものの４馬身離されてますから評価は難しいところです。ホープフルＳ10着は落鉄もあり参考外とすると、重賞で掲示板内に来る実力は持ち合わせていそうです。休養がプラスに働けば、ビクターモアに続くアスクの勝負服２頭目のダービー参戦もありそうです。
△⑩ブラックブロッサム（レーン）
クラブ馬にレーン騎手騎乗ということで１番人気ですね。前走は大寒桜賞を圧勝していますが、なんとなく出来すぎのように思うので馬券から外そうか、と一瞬思ったのですが、レーン騎手が乗りますし前走で同じコースを経験しているという強みからすると大方の予想通り勝ってダービー切符を掴む姿も想像できます。ということで、悩みましたが福永騎手のポッドボレットを外して、こちらを押さえることにしました。
△⑧ショウナンアデイブ（池添）
さすがに今回は人気無いですね。５億円を超える馬なのでオーナーサイドとしても何とかダービー出走に漕ぎつけたいでしょう。そしてここに来て初ブリンカーです。これが功を奏すかは走ってみないと分かりませんが、良馬場で走れそうですし、人気を落としたここで驚きの巻き返しが無いとも限らないので押さえておきます。
買い目：三連複６点 ⑪－③⑦⑧⑩
