先週からの予想好調の波を継続できるか大事な一戦の府中牝馬Ｓ。牝馬限定のＧⅡ戦ということで、やはりＧⅡ以上での成績と東京コースの適性、最近の調子から選びたいと思います。まず主軸は、人気ですが◎⑬マジックキャッスル（戸崎）でしょう。秋華賞２着、ヴィクトリアマイル３着とＧⅠでの成績が飛び抜けていますし、近５走重賞ですべて３着内という安定性も光ります。大きく崩れたのは出遅れ＆重馬場の桜花賞12着のみで、距離が長いオークスでも５着を確保しており、崩れるのは考えにくいです。
相手は○⑰デゼル（川田）にします。前走ヴィクトリアマイルは８着でしたが、２着ランブリングアレーから８着デゼルまではすべてクビ・アタマ差の0秒2差以内で着順ほど悪くなく上り３Ｆは３位タイです。これならばマジックキャッスルに迫ることは十分に可能で展開次第で逆転もあるかと思いますが、一頭だけ斤量が55kgなので対抗に留めます。
今回穴的に抜擢したいのは▲⑯アカイイト（横山典）。まだ３勝クラスを勝ったばかりですが、近５走はいずれも３着内で、かつ上り３Ｆも２位以内です。全般的に上りの脚は速く、過去の戦績を見ても大崩れをしていないのは魅力に映ります。鞍上典さんが近走では今ひとつな印象なのですが、府中外枠で気持ち良く伸びて来てくれることを期待したいです。
押さえには府中巧者のイメージがある二頭。まず△⑦シャドウディーヴァ（福永）。昨年の２着馬で、東京コースは東京新聞杯で２着、３着など走るイメージ。近走は１回おきに馬券になっているので、今回は来る番かと。福永騎手も３回連続の騎乗なので結果を出してくれそうです。そして最後に△⑮ドナアトラエンテ（ルメール）。近３走がいずれもＧⅢで、うち２回凡走しているので少々信頼が置けないのですが、東京に限れば３着内を外したことが無く、千八は条件戦を連勝した相性のいいコースです。ルメール騎手に手綱が戻ることでも上昇が見込めます。
買い目：三連複６点 ⑬－⑦⑮⑯⑰ アカイイト以外は堅めの予想です。
