今年は阪神開催の秋華賞。素直に桜花賞上位組からにします。本命は◎⑭ファインルージュ（ルメール）。関東馬ですが桜花賞３着で阪神を経験済みで、トライアルは中山の紫苑Ｓを使って１着。同じ直線急坂コースの中山と阪神は共通項が多いですし、紫苑Ｓからのローテは近年好成績です。鞍上福永騎手からルメール騎手乗り替わりは全く問題無く２番人気想定からも軸に最適と見ます。
相手筆頭はやはり○④ソダシ（吉田隼）。前走札幌記念はラヴズオンリーユーなど並み居る古馬相手に勝っているので同世代ならば力は一枚上手ですが52kgという恩恵もありました。今回55kgに増えるとは言え条件は皆一緒ですし、阪神ＪＦ、桜花賞と阪神コースとの相性も良いので、普通に回ってきたら勝ちそうです。オークスのように何か不利があって万が一来なかったときの馬券妙味から対抗にします。
三番手は桜花賞４着の▲⑫アカイトリノムスメ（戸崎）。桜花賞を見たときに４着の同馬までは勝ったソダシと0秒2差で評価できますし、なによりオークス２着なので同一世代で見れば普通に上位です。阪神輸送も経験していますし、長いところで結果を出しているので特に嫌う要素はありませんが、鞍上戸崎騎手が最近あまり調子が上がっていないイメージなのでその点が心配です。
押さえの二頭は桜花賞組以外からの選択で、一頭目は△⑨アンドヴァラナウト（福永）。前走ローズＳは初の重賞挑戦で半信半疑でしたが見事に勝利。春のクラシックに乗っていない馬の中では最も勢いを感じます。福永騎手が土曜の府中牝馬Ｓを勝ってしまったので土日連続勝利は無いかな、ということで頭までは無さそうに思います。
もう一頭は人気薄から△⑯ミスフィガロ（藤岡康）。これはもうマカヒキの再現狙いです。同じ友道厩舎＆金子オーナー＆藤岡康太騎手。たいてい二匹目のどじょうはいませんが、ワグネリアンの全妹という血統背景からもＧⅠの舞台で実力を発揮する可能性も無きにしも非ずかと。
買い目：三連複６点 ⑭－④⑨⑫⑯
