てきとーに競馬予想

JRA重賞の三連複予想です

結果 中日新聞杯・カペラS・阪神JF

中日新聞杯

1着 無 ボッケリーニ(2人気)
2着 無 シゲルピンクダイヤ(9人気)
3着 ○ ヴェロックス(1人気)

三連複配当:7,870円 ハズレ

直線の切れ味勝負というよりも、先行して長くいい脚を使う馬たちが馬券になった。確かに中京はそういう馬場のはずなのだが、どうも迷いがあり切れ味勝負のディープインパクト産駒であるサトノガーネットを本命にしてしまった。そのサトノガーネットは、いくらなんでも後ろ過ぎでしょう、という後方から二番手で、さらに直線ではインに入れるどころか外を回してしまったので当たり前のように届かず仕舞い。レースの方は、予定通り逃げたタガノアスワドを直線向いてから後方二番手集団にいたシゲルピンクダイヤがかわしにかかり、さらにヴェロックス、ボッケリーニが続く形に。最後はインをついたボッケリーニが抜けてシゲルピンクダイヤにクビ差先着。ヴェロックスも長期休み明けで健闘したが3着までとなった。

 

◎ ①サトノガーネット(5人気8着)
本文にも書いた通り、さすがに後ろ過ぎたのと外回しが敗戦の原因。それでも一応、上りはボッケリーニに続く2位の33秒6を記録しており出せる力は出した格好。

○ ⑨ヴェロックス(1人気3着)
派手さは無かったが、直線では脚色鈍ることなくじわじわと伸びて、最後は粘るショウナンバルディをかわして3着入線。長期休み明けを考慮すると順当な着順と言える。

▲ ⑥トリコロールブルー(6人気13着)
ほとんど目立たず、道中は中団追走から直線向いても馬群に包まれたままゴチャつく中位でなだれこんだ。7位から14位まではすべてハナ、クビ、アタマ差となっており何かが良ければもう少し上の着順にはなれたはず。

△ ⑩デンコウアンジュ(11人気16着)
サトノガーネットと同様に後方追走から最後方で直線を迎える。ガーネットより内の進路を取ったが、運悪くサトノソルタスとガーネットに挟まれるコースとなり存分に伸びきれず後方儘に終わった。それでも一応、上りは3位の33秒8をマーク。

△ ⑪グロンディオーズ(3人気5着)
道中はトリコロールブルーらと同じ中団追走で、直線向くと中位集団では一番前。前が開いているので不利なく追い出せたものの先行集団とは少々距離があり、最後は詰めたが5着が精一杯だった。

 

カペラS

1着 無 ジャスティン(4人気)
2着 ◎ レッドルゼル(1人気)
3着 ○ ダンシングプリンス(2人気)

三連複配当:1,400円 ハズレ

想定通り前半3F33秒2のハイペース。このペースを持ちこたえた先行2頭、ダンシングプリンスとジャスティンが直線ではマッチレースの様相に。スタート良くハナに立ったダンシングプリンスだったが、押してハナを主張したヒロシゲゴールドに譲る形に。その競り合いもあってか前半のペースが上がり、直線を向くころは縦長の展開となる。これでは流石に後ろすぎる馬たちには不利で、上り最速をマークしたデュープロセスや、同2位のテーオージーニアスは後方儘で終了。一方中位後方から追い込みを見せたのはレッドルゼルとダイメイフジで、外レッドルゼルの方が脚色勝って2着に。ダイメイフジもインをよく伸びたが4着に終わった。

 

◎ ⑫レッドルゼル(1人気2着)
スタートは悪くなく、中位ポツンと追走から、直線では外目を豪快に伸びた。前残りの展開であったが、猛追してゴール前でダンシングプリンスをかわして2着入線。中山は初コースであったが何ら問題は無かった。

○ ⑨ダンシングプリンス(2人気3着)
スタート良く、楽にハナに行けそうだったが、内から押して競りかけるヒロシゲゴールドの勢いに押されて譲る形に。直線向いてジャスティンと共に抜け出してゴールまで追い比べの状態。最後の最後にレッドルゼルにかわされて3着になってしまったが、人気に違わない走りを見せた。

▲ ⑪テーオージーニアス(3人気10着)
前が速そうな印象から追い込み馬のこの馬が3番人気に推される形に。逆にこうなると人気を裏切りがちで、やはり後方すぎて届かず、という結末に。縦長の展開になってしまっては上り2位の脚でも届かない。

△ ④シュウジ(7人気7着)
可もなく不可もなく、といった印象。レッドルゼルの前を追走し、直線向いてほぼレッドと同じ所から追い出したが、じわじわ伸びてはいるものの前を捕えるには距離がありすぎて7着が精一杯。それでも5着以下は団子状態で、決して悪くはなかったので次走に期待できる。

△ ⑥ジョーカナチャン(12人気16着)
何かあるかと期待したが何もなかった。スタートは悪くなく先団に取り付いていい感じだったが、4角回る頃には既に手応え怪しくなり、直線ではズルズルと後退。ダート適性も無く、距離も長かった。

 

阪神JF

1着 ○ ソダシ(1人気)
2着 ▲ サトノレイナス(2人気)
3着 無 ユーバーレーベン(6人気)

三連複配当:5,020円 ハズレ

ゴール前では明らかにサトノレイナスにかわされたと思ったソダシが最後盛り返してハナ差先着とド根性を見せたレースぶりには恐れ入りました。これまでも強いと思っていたが、メンタル的にもかなり強いし、吉田隼人も諦めなかった。直線向いたところでは馬群に包まれた状態で、外を自由に伸びるメイケイエールに軍配が上がったと思えたが、ソダシの前が空いてからは突き抜けて、さらに後ろからサトノレイナスが迫る形。外差し勢はメイケイエールを押さえて、上り最速33秒6で伸びたユーバーレーベンが3着に入った。本命オパールムーンも上り3位の脚で伸びているのだが、道中後ろだった分届かず6着まで。

 

◎ ⑫オパールムーン(5人気6着)
道中は最後方から二番手の位置取りで、直線では3着ユーバーレーベンとほぼ同じ位置から追い出した。坂で脚色が鈍りユーバーレーベンに置いていかれて6着まで。上り3位の33秒8の脚は使えているが相手が強かった。

○ ⑥ソダシ(1人気1着)
スタート良く馬なりで先行集団に取り付いて、直線を向くと前の馬に進路を塞がれる格好だったが、内回りの合流地点辺りで前が開くと一気に伸びて逃げるヨカヨカを捕えた。後ろから差して来たサトノレイナスに一旦抜かれるもゴール前で差し返す強さを見せた。

▲ ⑦サトノレイナス(2人気2着)
道中から直線にかけて前にソダシを見る形でマークして、ソダシが抜け出すとそのインを突いて追い出す。一旦明らかにソダシを捕えて前に出たが、最後にハナ差で差し返されて惜しい2着に。それでも人気通りの末脚を見せた。

△ ⑱メイケイエール(3人気4着)
スタートの出が悪かったが、大外が功を奏した形で折り合いを保って追走。直線では、外を回して、ごちゃつく内を尻目に脚を伸ばしたが、如何せん前が開いていただけに追い出しが少し早かった印象で、最後は後ろから猛追のユーバーレーベンに差されて4着に。ユーバー鞍上のデムーロの気迫が勝っていた。

△ ⑩シゲルピンクルビー(11人気17着)
道中はソダシを見る形で追走し直線を迎えるが、さすがに手一杯になり脱落。新馬勝ちの身分では相手になるほどの力量では無かった。