てきとーに競馬予想

JRA重賞の三連複予想です

結果 スワンS・アルテミスS・天皇賞秋

スワンS

1着 無 カツジ(11人気)
2着 ○ ステルヴィオ(3人気)
3着 無 アドマイヤマーズ(2人気)

三連複配当:43,000円 ハズレ

まんまと岩田康カツジに逃げ切られた。初の千四、これまで一度も逃げたことがないカツジがまさかハナを切ろうとは露とも思わず。まあロケットが出て、そのあと馬なりに先頭に立った感はあるものの比較的落ち着いたペースで引っ張り、コース取りも馬場のよいところを選ぶジョッキーの上手さも光った。結果的に4着までは先行勢が占めて、最後直線で後方一気で外を伸びた組はシヴァージの5着が精一杯、スローペースに泣いたかたちとなった。ステルヴィオやアルーシャなど本来後ろ目の馬たちも今回は前目につけたことで好着順となった。カツジもディープインパクト産駒で同産駒の最近の好調ぶりを象徴している。

 

◎ ①サウンドキアラ(1人気10着)
先行勢の一角で悪くない位置取りだったが直線向いて外から被されるように内に切れ込んでいったことで馬場の悪いインで追い出す形に。着順ほど差はついていないが外差し勢の伸びの方が勝っていた。

○ ⑯ステルヴィオ(3人気2着)
先行5番手から直線は馬場の真ん中を選択し着実に伸びて2着。特に不利もなく実力を出し切った格好でカツジさえいなければ完勝のパターンだった。

▲ ⑩ボンセルヴィーソ(7人気11着)
先行勢の一角ではあったが終始馬に囲まれる状況で、直線でも狭いところから抜け出した。サウンドキアラ同様に着差ほど負けておらず、直線途中までは2番手に顔を出していたが、最後はアドマイヤマーズや外差し勢に追い越された。

△ ⑭アルーシャ(4人気4着)
いつもより前目の位置で競馬を進め、直線では上位陣で一番外を回して上り34秒0で外差しを狙った。最後わずかにアドマイヤマーズを捕えることが出来ず4着に甘んじたがベストな立ち回りを見せた。

△ ⑦ベステンダンク(10人気8着)
もう少し前で競馬をしたかったが、+8kgは少々重かったか位置取りが中途半端に。直線も他勢と一緒になだれ込む感じで特に注目に値するところは無かった。

 

アルテミスS

1着 △ ソダシ(1人気)
2着 ○ ククナ(2人気)
3着 無 テンハッピーローズ(3人気)

三連複配当:2,170円 ハズレ

ソダシの馬格の違う完勝舞台だったが、それにしても本命に推した11番人気ストゥーティが惜しい競馬だった。かなりスローな展開で馬群が詰まったため、最後直線を向いて内ラチ沿いを選択するしかなかったが、馬場差の分だけ最後粘り切れずにテンハッピーローズに差される形に。もう少し馬場の中よりを通っていたら残せていたはず。そんなスローな展開の中、後方から上り33秒4で2着に来たククナは評価できる。それにしても、ソダシは馬もひと回り大きく見えるし、大とびの豪快な走りでこれからの成長が楽しみな一頭。

 

◎ ②ストゥーティ(11人気4着)
本文に書いた通り。出脚もよく位置取りも万全。直線向いて一瞬迷ったがインを選択。途中止まりそうになりながらも盛り返して最後まで息の切れることが無かった。まだ距離もいけそうだし次走も楽しみな一頭。

○ ⑥ククナ(2人気2着)
道中後方からで、直線向いてもインで馬群に包まれる展開。それでも慌てずに馬群がばらけるのを待って残り二百で満を持して追い出しにかかり外を伸びて2着と、これもまた強い競馬だった。道中がスムーズならばもっとソダシに迫れていたはず。

▲ ⑤ユーバーレーベン(4人気9着)
3角から4角にかけて最後方に落ちて、直線も反応鈍く、最後の最後は伸びて来ているのだが全般的に鈍さが強調された一戦。本気を出すまでに時間がかかる。

△ ⑭ソダシ(1人気1着)
つくりがダート馬っぽく軽い芝は合わないと思ったがまったくそんなことはなく、スタートよく前に出ると番手につけて直線も楽々先頭に立つと他馬を寄せ付けない完勝劇。

△ ⑨オレンジフィズ(9人気14着)
スローの逃げに持ち込んだのは良かったが、直線入って粘れずズルズルと後退。通った馬場も一番悪そうなところだった。少なくとも東京向きではない感じ。

 

天皇賞

1着 ◎ アーモンドアイ(1人気)
2着 無 フィエールマン(5人気)
3着 ○ クロノジェネシス(2人気)

三連複配当:960円 ハズレ

アーモンドアイが初の芝GⅠ8冠達成の一戦となった。最後直線ではフィエールマンに迫られる形となったが、見返してみると危うさは微塵もなく、道中から直線での追い出しのタイミングなど完璧な騎乗で見事な勝利と言える。ダノンプレミアムが初ブリンカーでハナを切る展開、少々後ろを離したがアーモンドアイにとっては慌てず捕えられる範囲内。後方勢はサンデー勝負服の2頭が迫るも道中がやや後ろ過ぎたこともあってアーモンドアイを脅かすまではいかなかった。

 

◎ ⑨アーモンドアイ(1人気1着)
特に言うことなし、見事な8冠達成の一戦。

○ ⑦クロノジェネシス(2人気3着)
やはり力を付けているのは明らか。宝塚記念は道悪が味方した感じだったが、今回は良馬場でもきちんと結果を残した。安定度は抜群。

▲ ③ダイワキャグニー(10人気6着)
なかなか見せ場はあったが、やはり最後は地力の差が出たか。距離も二千は少し長い印象でやはり千八がベスト。

△ ⑩スカーレットカラー(8人気9着)
強烈な差し脚を期待したが発揮されずに平凡な着順に終わった。

△ ⑪ダノンプレミアム(6人気4着)
ブリンカー装着で果敢な逃げを打った。作戦は良かったが流石に天皇賞を逃げ切るのは至難の業。3着内に粘り込めず4着まで。