火曜夜の気になる5頭。
・グルーヴィット(北村友)
・ジャカランダシティ(荻野)
・ダノンジャスティス(未定)
・ハッピーアワー(吉田隼)
・ヴァッシュモン(田辺)
グルーヴィット
新馬戦、500万条件のダート千四を1番人気で連勝。メンバー唯一のロードカナロア産駒で、馬主キャロット&生産ノーザンファームと人気の要素あり。そもそも芝でどこまでやれるかが未知数だが、半姉のフェイズベロシティ(父キングカメハメハ)は芝の長距離で準OPの実績あり。でもここは千四だし、芝適性が発揮されるのかちょっと良く分からない。
ジャカランダシティ
昨年の1・2着馬の父はいずれもStorm Bird系の種牡馬で過去を見てもStorm Bird系はこのレースで大変相性が良い。で今回のメンバーを見てみると、父Storm Bird系はヨハネスブルグ産駒のこの馬だけ。前走クロッカスSという臨戦過程も2015年・2016年の1着馬がそうであり好走の条件満載。人気にならないで欲しい一頭。
ダノンジャスティス
馬主ダノックス&生産ノーザンファームというだけで人気になりそうで、かつ当レースでは比較的相性が良い欧州系(Danzig系)外国産馬。前々走の500万条件万両賞2着の実力を計りかねたが、その万両賞で1着のジュランビルが先週のフィリーズレビューで3着に。前走500万条件5着は休み明けで割り引けば、今回案外走っても不思議ではない。
ハッピーアワー
前走GⅢシンザン記念で3番人気5着からの臨戦。前々走はデイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズの3着の実績あり、戦ってきた相手関係では今回のメンバーの中では随一。欧州血統ハービンジャー産駒というのもこの重賞には合いそうである(中京千四の種牡馬実績としては乏しいが)。ただ鞍上がこれまでずっと乗ってきた秋山から吉田隼に乗り替わるのはマイナス点。
ヴァッシュモン
こちらはミスプロ系Dubawi産駒の外国産馬。新馬2着ー未勝利1着ーOPジュニアC1着と底を見せていない。ジュニアCではカルリーノ、ディキシーナイトといったそこそこ骨のある馬たちを負かしており、その力関係から言っても今回のメンバーなら上位に来る。ただこれまでの3走はいずれも8枠で好走しており、内枠に入った場合の不安は残る。