昨年の１～３着馬と一昨年の３着馬が顔を揃えていながら、いずれの馬もあまり人気が無いですね。最近ではクレッシェンドラヴがリピートしていますが今年は如何に。
◎⑪アンティシペイト（武藤）
最近、武藤騎手が乗れているように思います。前走で同じ舞台の福島民報杯を勝利しています。道中二桁番手からまくって来て４角先頭で直線を迎える福島王道の展開で２着以下に５馬身差の強い勝ちっぷりでした。相手強化と斤量増はマイナス要素ですが、夏場の成績が良い馬なのでここも前走同様の強さを発揮してくれると思います。
○⑥ヒートオンビート（池添）
宝塚記念を除外されての参戦になります。重賞実績で言えば申し分ないのでこの馬を主軸にするのがいいのかも知れません。馬も仕上がっているでしょうし、福島は初コースとは言え中山の重賞で連続３着があるので苦にしないでしょう。あとは比較的2,200m以上に好走が多いので、2.000mへの距離短縮が鍵になりそうです。
▲③ヒュミドール（Ｍデムーロ）
福島記念、小倉記念で２着があるように小回り中距離のＧⅢではそれなりに走って来る印象があります。前走大阪杯16着はさすがにＧⅠで厳しかったですが、二走前のＧⅡ中山記念は出遅れながらも６着まで来ており、今回スムーズな競馬が出来れば掲示板を大きく外すことは無いと思います。ミルコ騎手で３戦目なので上積みも期待できます。
△⑮ヴァンケドミンゴ（津村）
一昨年の３着馬ですが人気が無いですね。一昨年は七夕賞３着、福島記念２着と福島巧者ぶりを発揮しましたが、昨年は七夕賞12着、福島記念６着とパフォーマンスを落としています。５か月の休養を挟んで参戦する今年はどうでしょうか。復活する方に期待します。
△⑯エヒト（田中勝）
勝春ジョッキーは何となく福島に強い印象を持っています。と思って調べてみたら過去３年の福島2,000mの複勝率は33％でした。悪くないですね。近２走はＧⅡで少々ハードルが高かったですが、三走前は57kgで３勝クラスを３馬身差で制しており、54kgへの斤量減はプラスに映ります。大外ですがスタートから直線が長いコースなのであまり気にしなくて良いでしょう。
買い目：三連複６点 ⑪－③⑥⑮⑯
