重賞とはいえ１勝クラスのメンバー。昨年の３着内はいずれも新馬・未勝利勝ちからの臨戦とあって必ずしも経験は不問といったレース。それならば戦って来た相手との比較から評価したい。そこで狙ってみたいのは３走前の未勝利戦で、阪神ＪＦを勝ったサークルオブライフの２着に入った◎④ニシノラブウインク（三浦）。その未勝利戦では、直線で丸山騎手が２回後ろを振り返って進路を確保、到底届きそうにない位置から坂で一気に加速して２着まで来ました。前走の未勝利戦では直線でライラスターと追い比べを演じて、最後の最後でハナ差競り勝つ根性を見せています。鞍上乗り替わりが少し不安ではありますが頑張って欲しいです。
対抗は、日曜のシンザン記念を勝ったマテンロウオリオンに新馬戦で勝っている○①エバーシャドネー（藤岡佑）。負かしたマテンロウオリオンがその後、万両賞とシンザン記念を連勝しているので、相対的に見ればこの馬が一番強いと言えます。ただ逆にシンザン記念の結果で過剰人気しそうなのと関西馬なので関東遠征を割り引いて対抗評価としました。
三番手は▲⑬ヴァンルーラー（戸崎）。これは人気無さそうですが、２走前の阪神での未勝利戦でラクスバラディーに勝っているのを評価したいです。ラクスバラディーは未勝利で惜敗が続いていますが、ラーグルフやプルパレイなど骨太男子と差のない競馬をしています。立て直して馬体増という情報もあり戸崎騎手手戻りで期待したいです。
押さえには△③スターズオンアース（石橋）。ぱっと見で各馬のタイムを見たときに、２走前の東京千八で1分47秒3は好タイムに映りました。前走が新馬・未勝利戦以外で馬券になっている（赤松賞３着）のはこの馬だけですし、過去３走共に速い上りをマークしているのも好感です。
最後に△②ビジュノワール（大野）。前走が新馬戦でルメール騎手が騎乗して１番人気１着という馬はこのほかに⑤スクルトゥーラと⑨エリカヴィータがいて迷ったのですが、新馬戦で中山マイルを経験していて今回最も内枠を引いたビジュノワールを選択しました。ルメール騎手が継続騎乗するエリカヴィータが人気になりそうですが、あまり強調材料がないので今回は思い切って消してみます。
買い目：三連複６点 ④－①②③⑬
