水曜夜の気になる5頭。
・サートゥルナーリア(ルメール)
・シュヴァルツリーゼ(石橋)
・ダノンキングリー(戸崎)
・ランスオブプラーナ(松山)
・ヴェロックス(川田)
サートゥルナーリア
父ロードカナロア。昨年末の前走GⅠホープフルS1着から中14週の参戦。中間は外厩ノーザンファームしがらき。ホープフルSでは今回と同じ中山二千メートルで上り1位の35秒3で直線半ばから鋭く伸びて着差以上の完勝。唯一の不安は今年初レースという点だが桜花賞のグランアレグリア同様、全く問題無いかも知れない。
シュヴァルツリーゼ
父ハーツクライ。ハーツクライは中山芝二千ではそこそこ勝率高いが皐月賞に限っては過去10年馬券になっていないのは気がかり。前走は雨中の弥生賞で上り1位の36秒2の脚でメイショウテンゲンの2着を確保。弥生賞から一頭選ぶならこの馬だが、馬場が特殊だっただけに良馬場で同パフォーマンスが得られるかは未知数。
ダノンキングリー
父ディープインパクト。前走GⅢ共同通信杯は上り3F32秒9の圧巻の走りでアドマイヤマーズを退けた。そのときに受けたインパクトからすると、今回サートゥルナーリア以外では勝負づけが済んでいる印象がある。前々走で中山を経験しているのも強み。脚が切れる割に前目の競馬をするところも好感。
ランスオブプラーナ
父ケープブランコ。前走はGⅢ毎日杯を逃げて、ウーリリやヴァンドギャルドなどの実力馬を寄せ付けず1着。これまで6戦すべて3着以内で、走る度に実力をつけてきている印象がある。ほかに目立つ逃げ馬がいないだけに、楽にハナに立てればそのままスローの展開で粘り込みそう。
ヴェロックス
父ジャスタウェイ。前走はOP若葉Sで上り1位の35秒1でワールドプレミアを3馬身退けて快勝。全5戦のうち東スポ杯を除く4戦で上り1位を記録。ただ唯一馬券圏外の4着となった東スポ杯同様に関東の重賞である点、ハーツクライ系が皐月賞では実績が無い点、若葉賞ローテが過去4年馬券になっていない点などの不安要素が結構ある。