前日段階の人気を見ると１超強＋３強＋その他といった割れ方。上位４頭で決まる確率はかなり高いと思いますがその順序と５頭目のチョイスが難しいところ。
◎⑫タスティエーラ（レーン）
前走皐月賞は軒並み上位が後方勢に占められた中で唯一先行勢の中から馬券に絡み、ソールオリエンスの強襲さえなければ皐月賞を勝っていたに違いありません。そう考えると皐月賞２着は十分な結果ですしダービーで人気を落とす理由にはなりません。父サトノクラウンもダービー３着の実績があり、距離伸びて軽い馬場ならば更なるパフォーマンス向上を期待できます。
○⑭ファントムシーフ（武）
共同通信杯を勝って皐月賞は１番人気に推されましたが３着に屈しました。それでもゴール前はきっちり伸びて来ており上位２頭が強かった、展開が向いたと見れば今回も人気を裏切らない着順は期待できます。左回りは野路菊Ｓ、共同通信杯と２戦２勝でまだ底を見せていません。鞍上乗り替わりの点が少々気になります。
▲⑤ソールオリエンス（横山武）
あえて三番手評価としましたが、皐月賞を見る限り重馬場で大外一気が展開的に嵌った感があります。あの豪脚は中山の坂があってこそのもので府中の長い直線で一瞬の切れ味は必要ありません。とはいえ新馬戦は東京1,800mを勝っており長くいい脚が使えるのも確かです。総じて基本能力は高いので何だかんだ言っても二冠達成するかも知れません。
△②スキルヴィング（ルメール）
１枠２番という好枠でルメール騎手が継続騎乗、東京2,400mは２連勝中という実績からすれば本命視したくなります。とはいえ青葉賞組が馬券に絡んだのは６年前の３着アドミラルまで遡る必要があり、やはり一線級と対戦してきていないという弱みが付きまといます。あとは距離経験、鞍上の手腕でどこまで持って来られるかでしょう。
△⑪ハーツコンチェルト（松山）
５番人気以下の５頭目はこの馬にします。東京スポーツ杯２歳Ｓはドゥラエレーデに先着の３着、前走青葉賞２着と東京コースでは今のところ馬券内を外していません。父ハーツクライ、母父Unbridle's Song という点も東京2,400mにはぴったりです。上位陣が何か崩れたときに３着にしれっと入る要素は十分です。
買い目：三連複６点 ⑫－②⑤⑪⑭
