荒れるイメージの京阪杯。確かに過去の成績ではしばしば二桁人気馬が絡んでますね。たいていジャパンＣで負けた後に穴を狙い過ぎて外すパターンです。
◎⑩サンライズオネスト（横山典）
近走の成績や自在性のある脚質からも混戦の中で最も信頼が置けそうです。５走前に阪急杯３着、前々走でセントウルＳ３着と二度の重賞で３着内があり、前走は阪神1,200mのオパールＳでトウシンマカオの２着でした。今回そのトウシンマカオは斤量増＆外枠に配置されており、同斤量で走れるこちらの方が有利に映ります。前からでも後ろからでも行ける自在性も魅力です（典さんの乗り方次第とも言えますが）
○⑪タイセイビジョン（三浦）
昨年の京阪杯２着の実績があり、近走もＣＢＣ賞と北九州記念で連続２着など重賞での好走歴が多数あります。後方追走から馬群を捌いて伸びて来るイメージですが、今回は鞍上が関東の三浦ジョッキーという点が多少引っ掛かります。あとは斤量58kgが初めてなのでこれがどう影響するか否か。嵌れば強いのですが脆さもありそうです。
▲④スマートクラージュ（岩田望）
スプリント戦では珍しいディープインパクト産駒です。新馬戦は1,800mでしたが、徐々に距離を短縮してきて今に至っています。1,200mでは３勝クラスとリステッドを連勝しており非凡な感がありましたが、初重賞挑戦となった前走のオーシャンＳでは10着に敗れました。そこから９か月を経て久々の登場となりますが、かつて連勝したように素質はあるので久々が影響無ければ好走の芽はあると思います。
△⑨エイティーンガール（秋山真）
昨年の優勝馬です。昨年はスプリンターズＳ13着からの臨戦で勝利。今年はスプリンターズＳ６着からになります。今回のメンバーではスプリンターズＳで最先着しており、展開さえ嵌れば飛んで来るので押さえておきたい一頭です。鞍上秋山真一郎ジョッキーとは昨年の優勝コンビで、今年もリピートに期待します。
△⑧マリアズハート（吉田隼）
近走の勝ち鞍は新潟千直なのでコーナーのあるコースでは今ひとつな印象ですが、過去には中山のオープン1,200mでしばしば好走歴があります。前走スプリンターズＳは８着で上り１位の脚で追い込んでいますし、追い込みが決まる展開ならば吉田隼人ジョッキーの手綱で見せ場があるかも知れません。
買い目：三連複６点 ⑩－④⑧⑨⑪
