いよいよ秋のＧⅠ開幕ですが、スプリンターズＳというといまだに冬のイメージです。土曜競馬を見る限り後方からの外差しは厳しそうですね。
◎⑨ナムラクレア（浜中）
この馬とメイケイエールが２強の様相ですが、浜中騎手が土曜の中山芝で３勝と馬場を味方にしていそうなのと、やはり３歳牝馬の斤量53kgでこちらを上位に取ります。前走北九州記念は難しい位置取りから小倉の短い直線を捌いて３着に来ており自在性と器用さが強調されました。今回も内側の馬群は混戦になると思いますが、慣れた浜中騎手とのコンビで上手く捌いて抜けてきてくれるでしょう。
○⑬メイケイエール（池添）
特に言うことはありませんが、前走セントウルＳの強い勝ちっぷりを見ても昨年４着時よりも成長していることは間違いありません。一時期のじゃじゃ馬気質も落ち着いて、池添ジョッキーとのコンビも板に付いてきています。あえて気になる点を挙げるとすれば久々の右回りという点と外枠ということ位でしょうか。先行好位で競馬を進めれば崩れることは考えにくいです。
▲⑥ナランフレグ（丸田）
高松宮記念で悲願の重賞初勝利となった当馬ですが、後方一辺倒の脚質の中でも近走は着実に馬券圏内に届くようになって来ました。これも丸田騎手とのコンビで人馬一体となって成長してきた証だと思いますし、今回も引き続き丸田ジョッキーを背に３走前にＧⅢオーシャンＳ２着に来た舞台なので自信を持ってインを突けば自ずと道は開けるのではないかと思います。詰まったときは仕方ありません。
△⑪トゥラヴェスーラ（鮫島駿）
何故か好走しても人気ならない馬ですが今回も人気の盲点になりそうです。近走の成績だけを見れば高松宮記念で２年連続４着、間に挟んだ重賞２鞍も共に２着と崩れていません。６か月半の休養明けになりますが、２走前の阪急杯も長期休養明けで好走しています。相性の良い鮫島克駿騎手とのコンビ継続で穴を開けてくれることを期待します。
△②ジャンダルム（荻野極）
内枠の先行馬から当馬を選択します。荻野極騎手とのコンビでは中山1,200ｍ２戦２勝でうち１回は重賞のオーシャンＳです。そのオーシャンＳでは後に高松宮記念を勝つナランフレグを押さえており、得意の中山で内枠ならば好走を期待できます。
買い目：三連複６点 ⑨－②⑥⑪⑬
