てきとーに競馬予想

JRA重賞の三連複予想です

結果 紫苑S・セントウルS・京成杯AH

紫苑S

1着 無 マルターズディオサ(5人気)
2着 無 パラスアテナ(10人気)
3着 △ シーズンズギフト(3人気)

三連複配当:21,370円 ハズレ

雨は降っているものの小雨程度で馬場はそれ程悪くならず稍重。開幕週だけに見た目にもきれいで先行したほうが有利な馬場状態でその通りの決着となった。1枠1番ショウナンハレルヤが行くのは想定通りだが、意外にもマルターズディオサが続いて、スマートリアン、シーズンズギフトと先団を形成。一方、先行すると思われたスカイグルーヴ、ウインマイティー、ラヴユーライヴは後方から。結局先行勢からマルターズディオサが阪神JF2着の実力を発揮して快勝、インを突いたシーズンズギフトは3着。中位から伸びた武のパラスアテナが2着に入った。マルターズディオサは初の二千メートルだったが距離は関係なく強かった。

 

◎ ⑪スカイグルーヴ(1人気9着)
+26kgという馬体重は太目感もなく、前走の馬体減を戻して更に成長分の上積みと見て取れる印象で、1番人気も頷けるパドックだった。レースは後方からとなったが、4角からいい感じで直線を向きながら、思うほど伸びずに坂で一杯になったところを見ると、少し重め残りだったのか、馬場が向かなかったのか。

○ ⑭チェーンオブラブ(11人気16着)
後方に位置したのは想定通りだが、同じく後方のウインマイティーと比較して直線は全く伸びなかったので、単純に力が足りなかったと見る。左回りのほうが良さそう。

▲ ⑰ウインマイティー(2人気6着)
先行して持ち味を発揮したオークスとは対照的に後方からの競馬に。それでも直線は外に出して上り1位の末脚で6着まで追い上げた。着順はもう一歩だったが、多頭数の後方からでも末脚を発揮できたのは収穫。

△ ⑯シーズンズギフト(3人気3着)
先行4番手、直線では流れで空いたインを選択。最後はやや一杯になったが、ハナ差で4着マジックキャッスルを押さえた。

△ ⑦ストリートピアノ(16人気17着)
さすがにちょっと冒険し過ぎたか。クロフネから一頭と思って選んだが、母父クロフネのショウナンハレルヤと共に最下位とブービーに。中位を進んだが直線伸びず。

 

セントウルS

1着 ◎ ダノンスマッシュ(1人気)
2着 無 メイショウグロッケ(12人気)
3着 ▲ ミスターメロディ(2人気)

三連複配当:13,680円 ハズレ

 

6着までが4角10番手以内の先行決着に。ラブカンプーが大外のためビアンフェがハナを取るかと思いきや、スタートダッシュよくハナを奪ったのは7歳セイウンコウセイ。そのあと直線半ばまで先頭で引っ張ったので、もしや残るか?と一瞬思わせたが流石にこのハイペースでは厳しかった。先行好位追走のダノンスマッシュが抜け出して、その後をミスターメロディが追う展開は理想的だったが、もう一頭差してくる伏兵がまさかのメイショウグロッケとは、まったくのノーマークだった。こういう買える要素の無い馬を拾うには全頭流ししかない。

 

◎ ⑯ダノンスマッシュ(1人気1着)
8枠16番だったが隣の大外ラブカンプーと好スタート。行きたい3頭の後ろに付けるベストポジションで、直線では前をいくセイウンコウセイを早めに捕えて押し切る横綱相撲。危なげない勝利だった。

○ ⑧シヴァージ(4人気10着)
一応上り3Fはメンバー最速をマークしているが流石に位置取りが後方過ぎた。先行馬有利の馬場と縦長の展開では道中でもう少し前に位置できないと苦しい。馬場状態や展開に左右されることを改めて露呈した。

▲ ⑦ミスターメロディ(2人気3着)
ダノンスマッシュのイン後方を追走、直線ではダノンの外に出して追い出して、ビアンフェをかわして2着に躍り出るまでは良かったが、最後に甘くなったところでメイショウグロッケに差されて3着。しかし自己条件ならば強いことを示すことができた。

△ ⑥セイウンコウセイ(5人気17着)
並居る快足馬をおさえてハナを取り切り、直線半ばまでは先頭を走る見せ場をつくった。さすがに最後は脚が止まって最後着となったが、条件、展開によってはまだまだ見限れない片鱗を見せた。

△ ⑬クライムメジャー(10人気14着)
メイショウグロッケの役割を期待したが、少し後ろ過ぎた。直線他馬との間隔が狭くなって走りにくそうな場面はあったものの脚色悪く伸びを欠いた。

 

京成杯AH

1着 ○ トロワゼトワル(4人気)
2着 ◎ スマイルカナ(3人気)
3着 △ ボンセルヴィーソ(13人気)

三連複配当:23,350円 的中

先行争いが見どころだったが大外からスマイルカナが快足で切れ込んでハナを奪う展開。トロワゼトワルも頑張ったが二番手まで、そのあとをインからスタート良く出たボンセルヴィーソ、ジャンダルムが続く。スマイルカナのダッシュがかなり速く見えたので直線で粘れるか心配したが、その心配をよそに先行3頭が早くも後ろを寄せ付けない展開で坂を上がるころには馬券的中を確信。13番人気ボンセルヴィーソがまたもや万馬券を演出してくれた。軽量スマイルカナをとらえて2年連続勝利のトロワゼトワルは鞍上横山典ふくめて賞賛に値する。

 

◎ ⑯スマイルカナ(3人気2着)
軽ハンデを活かして大外からダッシュよく内に切れ込んでハナを取る。これで逃げ粘れなければ仕方ないという納得の展開だったが、見事に粘り切って2着を確保。前走米子S同様に古馬勢に入ってもまったく見劣りしない。

○ ⑩トロワゼトワル(4人気1着)
昨年とは斤量が違い、さすがに単騎逃げとは行かなたかったが、それでもスマイルカナの番手につけて直線では追い比べに持ち込み、最後は地力で差し切る強さを見せた。鞍上横山典との相性も抜群。

▲ ⑪ラセット(6人気13着)
道中最後方から最後の直線での追込みに掛けたが、前残りの展開ではいいところなく惨敗。上り2位の脚は使っているので、やはり馬場と展開の見極めが必要。

△ ①ルフトシュトローム(2人気16着)
中山良績で3歳ながら2番人気に推されるも最後着に敗退。道中後方から直線向いて外に出して追い出しにかかるも全く伸びず。他馬について行くことすらできていなかった。

△ ②ボンセルヴィーソ(13人気3着)
スタート良く、常に内ラチ沿いを進む経済コースを取り、直線向いても余力を残して追い出して3着激走。すんなり好位を取れたときの力は重賞級で、さすがにこの後は二桁人気で買えることはないだろう。