今週で引退される調教師先生にとっては最後の重賞となりますね。やはり多少なりとも応援したくなる気持ちが予想にも反映します。
◎⑪カラテ（菅原明）
高橋祥泰厩舎所属かつ実績を持ってすれば軸にしたい一頭です。気になるのは距離延長と少々使い詰め感があるところ。前々走の中山マイル・ニューイヤーＳは圧巻の強さを見せて、前走は左回り東京の東京新聞杯できっちり追い込んで３着。そこから中２週ですが、今回は斤量も56kgに減りますし中間の調整も順調だったようなので、ここはもう１回好走を期待します。中山変わりも吉です。
○⑦ウインイクシード（松岡）
やはり中山の重賞というとウイン＆松岡騎手は外せません。８歳になったものの、昨年は中山金杯３着から中山記念も３着と中山巧者をアピール。今年の中山金杯は６着に敗れたとはいえ、２着スカーフェイスとは０秒１差の負け。展開次第で十分に馬券になっていたことを考えればここも好走必至です。
▲③ガロアクリーク（田辺）
久々になりますがこちらも中山巧者と言わざるを得ない戦績です。３歳時にはスプリングＳ１着から皐月賞３着がありますし、古馬相手でもディセンバーＳ３着があります。これは相当に中山千八への適性がありそうです。長期休養明けという点だけが心配ですが、鞍上はディセンバー３着時の田辺ジョッキーですし、ここも勝ち負けに加わることが可能と見ています。
△⑤パンサラッサ（吉田豊）
土曜の競馬を見ても開幕週で前残りが多いように見受けられたので、やはり強力な逃げ脚をもつこの馬は押さえておく必要がありそうです。とはいえ気になるのは実績があるのがほぼ平坦コース、という点で、中山での好走歴がありません。昨年の中山記念は出遅れて７着なので参考外としてもコース適性から評価を下げました。それでもあっさり逃げ切ってしまうかも知れません。
△⑭コントラチェック（丸山）
藤沢和雄厩舎の３頭出しからはこの一頭を選択します。昨年蛯名さんが引退前に乗って４着と見せ場をつくったゴーフォザサミットと迷ったのですが脚質からこちらを選択しました。パンサラッサに行かせて番手追走になると思いますが、そうなるとマイペースの展開に持ち込めそうです。元々中山千八はフラワーＣ勝ちもありますし距離の心配はありません。当馬にとってもラストランになるので頑張って欲しいです。
買い目：三連複６点 ⑪－③⑤⑦⑭
