ＮＨＫで２週に渡って放送されたドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」よかったですね。武豊さんも出演されていたり、レース映像も良く出来ていました。馬に関わる生産者や馬主、厩舎、競馬場など普段はなかなか見えて来ない部分にも焦点が当てられていて、あらためて競馬に携わる人たちの様々な思いを感じることが出来ました。
と、前置きが長くなってしまいましたが、暮れを締めくくる大一番の有馬記念。ここはこれまでの実績とラストランでの有終の美を期待して◎⑦クロノジェネシス（ルメール）に本命を打ちます。前走凱旋門賞を度外視すればグランプリレースを３連勝中ですし、斤量も軽めの55kg、鞍上ルメール騎手も前々走宝塚記念を勝っていることから、海外帰りは多少不安視されるものの特に嫌う要素は見当たりません。何よりやはり好きな馬なので気持ち的にも頑張って勝って欲しいです。
対抗は○⑥ウインキートス（丹内）。ゴールドシップ産駒、これに尽きます。土曜の同コースで行われたグレイトフルＳもゴールドシップ産駒のヴェローチェオロが勝ちましたし、ウインキートス自身も昨年のグレイトフルＳの２着馬です。中山は滅法得意ですし、何より有馬記念で１勝３着２回の父の血が何かこの大舞台では力を与えてくれそうです。
三番手は▲⑱タイトルホルダー（横山和）。菊花賞馬が有馬記念で好成績なのは言わずもがな。今回は大外に入ってしまいましたが、展開的にはパンサラッサが大逃げを打ちそうなので、離れた二番手辺りをマイペースで追走できそうです。鞍上が兄の和生騎手に変わる点は微妙ですが、兄弟間で情報交換は出来ていると信じます。
押さえにはその武史騎手騎乗の△⑩エフフォーリア（横山武）。本当は対抗ぐらいの評価にしたかったのですが、土曜の新馬戦でエフフォーリアの弟ヴァンガーズハートで怠慢騎乗をやらかしてしまったことが精神面で影響しないかと危惧して評価を落としました。変に力まなければ普通に１着もあると思ってます。
最後に△⑤ディープボンド（和田竜）。今回はパンサラッサがいることで縦長の展開が見込まれるので、半分より後ろにいては届かない可能性が高いと踏んでます。そうなると、前から行けてスタミナ十分のディープボンドも十分に候補です。凱旋門賞は極度の道悪で度外視できますし、それ以外では天皇賞２着、フォア賞１着の実績ですから、今年ブレイクした母父キングヘイローが年の瀬に復活の走りを見せてくれそうです。
買い目：三連複６点 ⑦－⑤⑥⑩⑯
