土曜の小倉芝を見ると雨も降り出してかなり悪化していますが、それでも明確に外差しという訳でもなく逃げ・先行決着も見られました。ただ枠番は明らかに５枠から外が良さそうです。日曜も雨っぽいので更に馬場が悪化することを考えると小倉大賞典は外枠から狙ってみます。
◎⑮フォワードアゲン（黛）
外枠から見ていったときに重賞実績という点ではまずこの馬が目に留まります。近４走は重賞（ＧⅢ）を走っていますが、新潟記念４着、福島記念５着の実績があり、地方場所のＧⅢならば馬券に届いてもおかしくありません。黛騎手とは５走前に札幌で３勝クラスを勝って以来のコンビなので久しぶりの手合わせで期待が持てます。400kg台前半の小柄な馬ですが荒れた馬場を苦にしないとコメントあります。
○⑭ロングラン（丹内）
馬場が荒れれば荒れるだけチャンスとコメントがあるヴィクトワールピサ産駒です。ダートで２勝していますが頭打ちになったため３走前から芝に切り替えるといきなり２連勝を飾りました。２走前のレインボーＳ（中山）は雨の重馬場で追い込んで勝ってますし、同じ舞台の前走ディセンバーＳ（Ｌ）でも５着に来ています。小倉は初コースですが丹内騎手の継続騎乗で外差しを期待します。
▲⑬ホウオウエミーズ（丸田）
最近好調に映る「ホウオウ」の馬です。ロードカナロア産駒で３走前にはダートも走っており馬場悪化は歓迎とコメントがあります。前走重馬場のエリザベス女王杯は18番人気ながら７着でした。重賞はこれまで牝馬限定しか出場歴がなくマーメイドＳの５着が最高ですが、今回の馬場を味方につければ上位進出は可能と見ます。
△⑪ダンディズム（富田）
１勝クラスを勝ったときから長いこと富田騎手とのコンビが継続していますが、そのコンビの歴史の中で前走で初めて小倉コースを走り（関門橋Ｓ）上り最速で２着でした。基本的に「出遅れ」がデフォルトで後方からの追い込み競馬になりますが、当日の馬場傾向が外差しに寄ると見ているので上手く展開が嵌れば追い込み手の一頭として頭角を現しそうです。
△⑩フォルコメン（田辺）
マイル重賞のダービー卿ＣＴ２着があるようにＧⅢならば馬券に届きそうですが、近走はマイルが主戦である点と関東の田辺ジョッキーが鞍上なので人馬共に「小倉慣れ」という点で押さえまでとしました。ロングラン同様にヴィクトワールピサ産駒なので荒れた馬場は歓迎の口と見ます。
買い目：三連複６点 ⑮－⑩⑪⑬⑭
