想定１、２番人気が最内と大外の極端な枠になりました。過去の傾向を見ても大外は厳しいように思いますがどうでしょうか。
◎①ファントムシーフ（福永）
２月末で引退する福永騎手にとっては実質最後のＧⅠです（２月のフェブラリーＳがありますが）。中山二千メートルは内枠から先行できる馬が有利に思います。前走野路菊Ｓで負かしたアリスヴェリテはアルテミスＳの３着馬で、その馬に余裕残しで勝っていますから実力は重賞級と言えます。全２走とも先行して、坂のある阪神、中京で上り33秒台をマークしています。中山にも当然フィットしそうです。
○⑪ドゥラエレーデ（ムルザバエフ）
前走は東スポ杯２歳Ｓで差のない４着でした。先行しながらも府中の長い直線をよく粘り通して４着でした。勝ったガストリックや３着のハーツコンチェルトが出遅れて直線で挽回したことを考えると、直線の短い中山ならば前を行くこの馬のほうが有利に思います。ムルザバエフ騎手にも期待できます。
▲⑮キングズレイン（ルメール）
好調のルメール騎手で、馬主がサンデーレーシングです。この組み合わせの割には人気がありませんが、前走の百日草特別は好位から早めに抜け出す競馬で、最後は着差は詰められましたが余裕残しの勝ちっぷりでした。やはりこの馬も脚質的に中山に向いていると思います。
△⑥グリューネグリーン（Ｍデムーロ）
前走京都２歳Ｓではスタートからハナを奪うも道中は競られる場面もあり決して楽な逃げでは無かったと思います。それでも結果的に後続を寄せ付けず逃げ切ったことから馬の底力を感じました。今回、メンバー的にも枠順的にも楽に逃げを打てそうなので、そのまま粘り通すことを視野に入れておきます。
△⑱ミッキーカプチーノ（戸崎）
前走の葉牡丹賞では今回と同じ中山二千メートルで楽勝でした。時計的にも優秀で１番人気は頷けますが、前走出遅れたのが気になります。今回出遅れると大外ぶん回しで直線を迎える懸念があり、そのときに届くのかが微妙です。それでも力の違いで楽勝するかも知れませんが。
買い目：三連複６点 ①－⑥⑪⑮⑱
