近２年は二桁人気が２頭３着内に来ている重賞で難しいですね。突拍子もないところを狙ってみたくなるのですが、ここは一旦冷静になって選択します。
◎⑤マイネルウィルトス（Ｍデムーロ）
地方場所のＧⅢでマイネル＆ミルコ騎手という組み合わせは「買い」のイメージです。昨年の当重賞は３番人気で８着に敗れていますが、２着以下８着まで0秒1差の大接戦だったので着順ほど負けていません。続く札幌記念はソダシやラヴズオンリーユーという強豪相手に４着に来ており洋芝適性はバッチリ。馬場が渋りそうなのも母父ロージズインメイには向きそうです。
○④アイスバブル（水口）
昨年14番人気で２着していますが、前述のように２着以下は大混戦の２着。近走の成績から今年も人気は無さそうです。それでも近２走が59kgだったのに対して、今回は昨年よりも１kg軽い54kgで出走できますし、枠番も同じ２枠４番なので昨年インを突いて伸びて来た再現があっても驚けません。重賞騎乗機会の少ない水口騎手にも期待します！
▲⑩ウインイクシード（藤岡佑）
今年の二桁人気で穴を開けるならこの馬かと。勝ち切れないまでもＧⅢで馬券になる力は持っています。前走同コースの巴賞で３番人気４着から今回は斤量が１kg減です。さらにブリンカー着用ということで馬具の効果がいい方に出れば実力発揮で２、３着というシーンが想像できます。
△⑧スカーフェイス（岩田康）
土曜の函館を見るとやはり前有利には見えますが、追い込みが決まる展開もありましたし、さらに日曜は馬場が重くなると思うのでこの馬の一気の差し脚に期待が持てます。岩田父ジョッキーならば得意のイン差しが見れそうですが、あまり後方過ぎると短い直線で馬群を捌けるのか心配です。外差しなら一気に前を捕えてもおかしくありません。
△⑨アラタ（横山武）
人気になっているので正直あまり買いたくないのですが、昨年函館で連勝している洋芝巧者という点ではやはり押さえておく必要はありそうです。近２走は中京で結果が出ていませんが、函館替わりはプラスに働きそうです。大野騎手から武史騎手乗り替わりは少々マイナスに感じるので割り引きます。
買い目：三連複６点 ⑤－④⑧⑨⑩
