◎ ⑮ウインマリリン(横山武)
▲ ①サトノフラッグ(戸崎)
△ ⑫ステイフーリッシュ(石橋)
△ ⑦タガノディアマンテ(津村)
買い目:三連複6点 ⑮-①⑦⑨⑫
◎ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)
2200芝(0-0-0-1)中山芝(2-0-0-1)
前走:GⅠエリザベス女王杯(阪神2200)9人気4着
4歳牡馬 vs 古馬の構図の一戦だが、唯一の牝馬、53kgで走れるウインマリリンに注目したい。何と言っても印象的なのは砂埃が舞う強烈な向かい風のフローラSで見せた根性。秋華賞は休み明けで15着に敗れたが、前走エリザベス女王杯はラッキーライラックと0秒4差の4着で、有馬記念2着のサラキアとも差の無い競馬。中山でも2勝の経験があり、根性娘と見込んでいるので馬場が悪くても大丈夫なはず。
○アリストテレス(父エピファネイア)
2200芝(1-1-0-0)中山芝(0-0-0-0)
前走:GⅠ菊花賞(京都3000)4人気2着
三冠馬コントレイルにあわや土をつけるかと思わせた菊花賞でのパフォーマンスから今回人気に推されそうだが、一方で菊花賞以外は2勝クラスの馬なので果たして古馬混合の重賞でどこまでやれるか未知数には違いない。そんな理由で逆に評価を落としがちだが、そこはルメール。土曜も4勝(芝で2勝)しており侮れない。逆の逆で買いのパターン。
▲サトノフラッグ(父ディープインパクト)
2200芝(0-1-0-0)中山芝(2-1-0-1)
前走:GⅠ菊花賞(京都3000)5人気3着
天候が悪いのでディープ産駒には不向きのようにも思うが土曜の11Rと12Rはディープ産駒が勝利。気にするほどでは無いのかも知れない。特にサトノフラッグに関して言えば、重馬場で悪天候だった弥生賞を制しているので更に心配ないと言える。中山は皐月賞5着、セントライト記念1着と得意な舞台で、1枠1番が少々引っ掛るものの、慌てず後方から外目に出す形で末脚を活かせる形になると思う。
△ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)
2200芝(1-2-2-0)中山芝(0-2-2-0)
前走:GⅡ京都大賞典(京都2400)4人気5着
とにかくGⅡ・GⅢならばピカいちの安定度。中山はこれまで4度重賞を走り、勝利は無いもののすべて3着内。去年のAJCC2着、同距離のオールカマーも3着と無類の適性を見せる。弱点は勝てないことで、実はまだ2勝(新馬戦と京都新聞杯)とは驚く。その勝ち味の遅さと、決して調子が良いとはいえない石橋テン乗りという点では、少し評価を落としたい。
△タガノディアマンテ(父オルフェーヴル)
2200芝(0-0-0-2)中山芝(0-1-0-3)
前走:GⅢステイヤーズS(中山3600)8人気2着
タガノディアマンテと言えば後方追い込みで届かないイメージだったが、前走ステイヤーズSは3600mを逃げ切って勝利、新たな一面を見せた。昨今は長距離に活路を見出しているだけに、ここで中距離重賞を走るのは決して有利な条件ではないが、とにかくスタミナはある馬なので、オルフェーヴル産駒ということもあり、悪天候の道悪ならば押さえておきたい一頭。