府中牝馬Ｓ
１着 無 サラキア（７人気）
２着 ◎ シャドウディーヴァ（６人気）
３着 △ サムシングジャスト（８人気）
三連複配当：23,160円 ハズレ
８頭立ての少頭数、雨の重馬場、人気薄が台頭しそうな予感はあったものの、まさか６～８番人気で決まるとは。確かにサラキアは一昨年の雨のエプソムＣを好走しているし、前週は弟のサリオスが毎日王冠を勝っている。馬場状態を考慮すれば入れておくべき一頭だった。展開は予想通りにトロワゼトワルが後続を離した逃げを打ちハイペースの展開。これでは追走の各馬には堪える展開で、２番手を進んだ人気のダノンファンタジーは早くも一杯に。馬場を味方にしたサラキア、シャドウディーヴァが抜け出して、逃げるトロワゼトワルを最後に８番人気サムシングジャストも捕えてゴール。
◎ ⑥シャドウディーヴァ（６人気２着）
府中巧者の能力を十分に発揮した。馬場や展開も味方して直線よく伸びたが、サラキアには敵わず３馬身差の２着。
○ ⑤ラヴズオンリーユー（１人気５着）
馬場の外目を伸びたが反応鈍く伸びを欠き５着が精一杯。やはり道悪は不得意な印象で乾いた馬場でこそ。
▲ ⑦トロワゼトワル（４人気４着）
離した逃げを打ったのは良かったが、想定よりも馬場が悪かったか、最後クビ差で３着に残せなかった。でも十分に逃げ粘ったのは立派。
△ ③フェアリーポルカ（３人気８着）
直線では早めに先頭に並びかけたが伸びを欠いて後退、気が付けば最後着。左回りの広いコースよりも右小回り向き。
△ ⑧サムシングジャスト（８人気３着）
パドックでは重そうに見えたが、松山ジョッキーの手綱捌きで上手くインを突いて最後までよく伸びた。ゴール前でクビ差トロワゼトワルを差し切って３着。
１着 ◎ デアリングタクト（１人気）
２着 無 マジックキャッスル（10人気）
３着 ○ ソフトフルート（９人気）
三連複配当：17,920円 ハズレ
土曜から外差し傾向が顕著だったため差し追い込み優位に取った展開予想は珍しくドンピシャだったが２着のマジックキャッスルが抜けて手痛い馬券に。単穴に推したムジカが立ち上がりながらゲートを出る最悪のスタート。隣のソフトフルートも出が悪く敗戦ムードの前半。それでもマルターズアポジーがつくった淀みのないペースで４角折れて直線向くころには横一線に。道中から押し上げて来たデアリングタクトは直線で抜け出すと後続を寄せ付けず完勝の三冠目。２着にはいつの間にか進出していたマジックキャッスルがデアリングタクトの後を追って入線し、３着は外差しの２頭のハナの上げ下げでソフトフルートがパラスアテナを交わした。先行した人気馬は総崩れで、上位は比較的二桁人気の馬が占めた。
◎ ⑬デアリングタクト（１人気１着）
馬場と枠順から高確率で本命視していたが危なげなく牝馬三冠を達成。序盤後方でも慌てずに外から押し上げて、直線包まれることもなかった。
○ ⑧ソフトフルート（９人気３着）
速い上りを使えることから対抗評価としたが、その期待に応えて上り最速で外を伸びた。最後はパラスアテナとのハナの上げ下げ勝負を制した。
▲ ⑦ムジカ（11人気８着）
痛恨の出遅れが響いた。それでも一緒に出遅れたソフトフルートが３着に入っていることからすると、４角から直線の位置取りと仕掛けの差か。不利なコース取りだった。
△ ⑤ウインマイティー（３人気９着）
中団から後方のインを回り、直線向いて内から５頭目辺りで追い出すが外伸び馬場が影響したのか直線半ばで脚色が鈍り敗退。
△ ⑭オーマイダーリン（14人気６着）
道中後方から３角すぎにまくり気味に押し上げて、４角では外を回して直線を迎えるいい流れだったが、流石に連戦の疲れが出たか今一歩掲示板に及ばず。
