てきとーに競馬予想

JRA重賞の三連複予想です

結果 葵S・ダービー・目黒記念

葵S

◎ ⑮エレナアヴァンティ(7人気11着)

○ ②アルムブラスト(3人気6着)

▲ ⑫ビアンフェ(1人気1着)

△ ⑪ゼンノジャスタ(9人気12着)

△ ⑬グリンデルヴァルト(6人気15着)

買い目:三連複6点 ⑮-②⑪⑫⑬
ハズレ

ビアンフェの558kg(+8kg)の充実した馬体と比較するとエレナアヴァンティの438kg(-8kg)は貧弱に見えるパドック周回だった。スタートしてハナに立つのはデンタルバルーンかと思いきや、ビアンフェが好スタートでそのままハナに。藤岡祐介のレース後インタビューでも、番手に控えるつもりがスタートがよかったのでそのまま行ったとの弁。当然ペースも上がり、2F・3F目は10秒台のラップを刻む。このペースで4番手を追走したエレナアヴァンティにはきついペースで、直線向いてからの粘り脚は残っておらず後退。快調に飛ばすビアンフェを後目に後続は追い詰めるが、2番人気のビップウインクを始めとした末脚自慢は後ろすぎて出番なし。かわりに先行好位から馬券に食い込んだのはレジェーロとワンスカイ。ワンスカイはまだしも、レジェーロは完全に馬券の検討外。内目の枠を全部押さえておけば良かった、というのは京都千二によくある話。

 

ダービー

◎ ⑤コントレイル(1人気1着)

○ ⑧ビターエンダー(13人気10着)

▲ ③ワーケア(3人気8着)

△ ⑫サリオス(2人気2着)

△ ⑪ガロアクリーク(7人気6着)

買い目:三連複6点 ⑤-③⑧⑪⑫
ハズレ

まあ大方の予想通り結果的にはコントレイルの完勝で幕を閉じたダービーだった。コントレイルはスタートよく先団に。大外からウインカーネリアンが切れ込んでハナを勝ち取る。とはいえ競りかける馬もなく。1コーナーから2コーナーへ回る辺りでは、ウインカーネリアンを頭に、コルテジア、コントレイル、ディープボンドと同じ配色のノースヒルズの馬たちが先団を形成。これはある意味見ごたえあり。ワーケア、サリオスは後ろ過ぎない中位。なぜかそれより後ろにビターエンダーが。逃げずにこんなところでは意味がない。そうこうするうちに後ろから横山典騎乗のマイラプソディがぐんぐんまくって一気に先頭まで。これにはウインの田辺もびっくりしたに違いない。4コーナーを迎えると、コントレイルの前にコルテジアとディープボンドがまるでチーム戦のような様相で直線を向く。残り四百辺りまでコントレイルもあまり伸びず怪しいかな、と思いきや、残り二百で突き抜けるとあとは後続を離す一方でゴール。2着には上り34秒1で外目を追ったサリオスが入り、3着には終始前で競馬を進めた10番人気ヴェルトライゼンデが入着。コントレイルが上り最速の34秒0ではサリオスも届かない。ヴェルトライゼンデはホープフルSでコントレイルの0秒2差2着がありながら何故か低評価に甘んじていた。ワーケアも8着ながら、3着以下はほぼタイム差なしでなだれ込んでいるので、いかに頭の2頭が強かったということか。

 

目黒記念

◎ ①タイセイトレイル(3人気15着)

○ ⑯オセアグレイト(2人気6着)

▲ ②ノーブルマーズ(10人気4着)

△ ⑫ゴールドギア(5人気5着)

△ ⑮バラックパリンカ(12人気16着)

買い目:三連複6点 ①-②⑫⑮⑯
ハズレ

選んだ5頭がいずれも3着内に来ない完ハズレ。目黒記念はどうも相性が悪い(というか殆どのレースで相性が悪いのだが)。本命にしたタイセイトレイルはスタートが出たものの積極的に行かずに最後方まで下げる展開。まあこの馬自身後ろからいくことが多いのだが、1枠1番なら出たなりで多少前に行っても面白かった。結局道中まくることもなく、直線向いてからはなぜかインによれて行き場を失い、ミルコもやる気を失ってあとは適当に追う始末。さて、スタートに戻ると、ハナに立ったのはパリンジェネシスで、バラックパリンカ、ニシノデイジーが追いかけてハイペースの縦長の展開に。トップハンデのステイフーリッシュ先団、中団にはアイスバブル、ミライヘノツバサ、ポポカテペトル芦毛が続いて、注目の上り馬キングオブコージは今日は前に行かず後方からの競馬、ボスジラ、ゴールドギアは末脚にかける態勢。直線向いて前が詰まると内から中はかなり密集、この密集の馬群を捌いて抜けてきたのが後方待機策を取ったキングオブコージなのだから、横山典さんには恐れ入る。詰まれば終わりのポジションで見事抜け出すあたりは流石の騎乗。2着にはつれて上がった昨年2着馬アイスバブルが入り、3着は先行して唯一粘ったトップハンデのステイフーリッシュ。これも東京向きではないと思ったが実力が勝ったか。ハンデ戦らしいと言えばらしい見応えのあるレースだった。