◎ ⑩ミヤマザクラ(武)
○ ⑪リリーピュアハート(福永)
▲ ⑯ウインマリリン(横山典)
△ ④デアリングタクト(松山)
△ ⑤ホウオウピースフル(内田)
買い目:三連複6点 ⑩-④⑤⑪⑯
◎ミヤマザクラ(父ディープインパクト)
前走:GⅠ桜花賞(阪神1600)7人気5着
母ミスパスカリは自身が二千メートル以上で好走歴あり、産駒ではポポカテペトル、ボスジラといった長距離適性馬を輩出しており、血統的には距離が伸びてプラス。ミヤマザクラは未勝利と京都2歳Sで二千メートルを経験し、その次クイーンCはマイルに距離を短縮して東京コースを勝利とコース適性も見せている。前走桜花賞はベスト条件とは言えなかったが重適性が生きて掲示板内の5着を確保したことからも世代内での相対値も高く、オークスの場面では桜花賞以上の着順が望める。
○リリーピュアハート(父ディープインパクト)
前走:L忘れな草賞(阪神2000)1人気3着
今回のメンバーで唯一2400mを経験、そのゆりかもめ賞では2番人気1着と適性を見せたことからも、重賞経験が無いとはいえ期待がもてる一頭。母父は欧州血統ガリレオで、同じ父ディープインパクトの全兄ヴァンキッシュランは青葉賞勝ちがあり、東京2400は血統的にベストの条件。総世代牝馬一線級と手合わせしていないので相対的な強弱が測りにくいが、逆に言うと勝負がついていないとも言える。
▲ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)
前走:GⅡフローラS(東京2000)4人気1着
前走は強風吹き荒れる府中で力強くインを伸びて横山武史に初重賞をもたらした。今回はその主戦横山武史が騎乗停止で、父典弘に乗り替わりというのが面白い。吉と出るのか出ないのか。父スクリーンヒーローは同コースのジャパンCを制覇、兄ウインヴォラーレも2400m前後で活躍と、距離延長も問題ない。近走の府中GⅠで好走が続く8枠も好枠と見る。
△デアリングタクト(父エピファネイア)
前走:GⅠ桜花賞(阪神1600)2人気1着
3戦3勝で桜花賞を制覇、全走で上がり最速、桜花賞2着のレシステンシアは続くNHKマイルCを2着と、戦績面、相対面で言うことなく断然の一番人気も頷けるが、母母デアリングハートは桜花賞3着、NHKマイルC・ヴィクトリアM3着と、マイルから千八で活躍した馬。関東遠征も初めてで、距離も一気に伸びる今回は必ずしも盤石とは言えない。とはいえ、桜花賞を制した実力の違いを見せつけて、あっさり克服する可能性ももちろんあるが抑えまでの評価。
△ホウオウピースフル(父オルフェーヴル)
前走:GⅡフローラS(東京2000)2人気2着
どうもブラストワンピースの妹というのが逆に評価しづらい面があり、前走では消してしまったのだが、意外にも2番人気に支持されてきっちりと評価通りの2着に来た。オルフェーヴル産駒では一昨年にラッキーライラックが3着、比較的オルフェーヴル牝馬は走るイメージがある。ただ今回は鞍上がレーンから内田博乗り替わりで弱化は否めない。